設計部
上原 良人
現在は設計業務に加え管理職として部下のスケジュール管理や製図のチェック、各部署との調整なども行っています。設計士としては、まずお客様の要望を正確に把握することを大切にしています。何気ない会話の中から「何を求めているのか」「どんな意図があるのか」と深く考え、質問を重ねてしっかり掴むことで設計の精度も上がります。打ち合わせ後の最初のプラン提案は我々の腕の見せ所かもしれません。その段階で「笑顔」を引き出せる設計士でありたいと思います。
もともと几帳面な性格なので、そこが現在の仕事に大いに役立っていると感じます。設計図面を作成する際、そこに引く一
本の線はとても大きな意味を持ちます。安易に引いてしまうとミスの元になることも。だからこそ大切にしたいポイントです。私はいつもお客様の大切な財産を描く第一歩だと思って製図をしています。そして仕上がった時に「自分も住みたくなるか」「客観的に見ていい家だと思うか」ということを念頭に置いて、日々図面を引いています。
私は2009 年の弊社設立当初より関わっていますが、あの頃から会社の未来に大きな可能性を感じていました。創立10 年
を過ぎた今、自分が想像していたよりも大きく、強い会社になったんだな、と実感します。今後も若い力や感性を十分に活
かせる環境づくりをしていけたらと思っています。
会社の中で個人の力をどう活かし、向上させていくかが現在の課題です。会社として大きくなった今も、未来に向けて発展
するために自分に何ができるかを常に考えています。私たちの仕事は「モノ」を売ることではなく、お客様に「価値」を提
案することだと思っていますので、今後も新しい価値を提案できるよう、技術力や人間力を磨きたいと思います。
スタッフからのちょこっとTalk
以前はよく素潜りで貝を取っていました。海にいると癒されるし、体を動かすことでリフレッシュできるんです。
業界の会合はためになる情報交換の場。設計士同士で新しいデザインの流れについて語り合うこともあります。